みなさんは、今の職業になったきっかけはありますか?
今回は私がデザイナーになった経緯についてお話させてください。
Clear designについて
Clear design&planningは、2021年に小さく開業いたしました。
ざっくりとしたこれまでの経歴は、大学を卒業してから会社員時代が8年、
結婚後、外注デザイナーとして3年、次女を出産後1年弱のブランクを経て、
かなりスローぺースで仕事を続けてきました。
2021年春に次女が幼稚園の年少さんになったのをきっかけにフリーランスとして本格的にスタートしました。
デザイナーになったきっかけ
いつからデザイナーになりたかったのかというと、ざっくりというと、高校生の時。(もううん十年も前・・笑)
そして、美大受験のための予備校に入り、浪人し、美大デザイン科に進みます。
そして大学を卒業し、雑貨とアパレルの会社に入社し、アシスタントを経てデザイナーになります。
紆余曲折ありましたが、企画やデザインはとても好きな仕事です。
私の今までの仕事
1.まず初めに経験したのが服飾デザイナーのアシスタント。
私は大学卒業後、アパレルと雑貨のメーカーに就職しました。
アシスタントは主にデザイナーさんがデザインした洋服を製品化する仕事。
例えば・・・
生地やボタン・ファスナーなどの材料の手配生産工場との納期確認や
最終検品などの生産を管理する仕事。
2.カタログデザインの仕事に携わる
次にアシスタントをしながら、S/S A/Wで季節ごとに新作を発表するためのカタログ作成、展示会準備。
例えば・・・モデルさんのロケ撮影、雑貨のスタイリング、物撮り
ここでAdbe Indesignに触れ始めます。このころ、直営店で接客の修行をします。
3.オンラインショップ立ち上げ
オンラインショップ立ち上げを任されます。
前担当者から引き継ぎリニューアルします。
ここで初めてwebについて勉強します。
4.オンラインショップ店長時代
そして、オンラインショップ店長時代5人のスタッフでショップを回し
商品の撮影→ページ作り・バナー作り→アップ のひたすら繰り返し。
年間の行事と連動し、イベントを打ち出したりノベルティを企画したり
配送締切ギリギリまで梱包したりラッピングしたり、棚卸したり。
いちばん重要な仕事は誠意を持ってのクレーム対応でした。
小心者の私には、なかなかのひと仕事でした𓂅
その頃思ったのが、本当に多様なお客さまがいるんだということ。
いかにクレームをなくし、お客様に分かりやすく、商品の魅力をお伝えし、
購入に繋げられるかを考える日々でした。
ページ構成や写真の撮り方、書く文章のひとつひとつ、
“分かりやすく伝えること”を鍛えられた場でもありました。
5.生活雑貨の企画デザイナーになる
基本的にはギフトショーなど、年4回の展示会に向けての商品企画です。
約半年後に店頭に並ぶことを考えて企画を練ります。
暑い日に寒い季節のことを考えていました。
商品が指示通りに工場で作られ、納品されるのを見届けるのも仕事です。
一つの商品が生まれるまでには、企画・工場・営業・出荷のスタッフなど
多くの人が関わっていて、企画する責任もあり、失敗もあり、
作りたいものが思い浮かばないとか、没商品もあり、うまくいかないこともありましたが、
商品が店頭に並び、手に取っていただけることはとても幸せなことでした。
意外にもデザインをしている時間は短く、メーカーさんとの商談の時間や、
デザイン以外をしている時間の方がとっても長いですが、やりがいのある仕事でした。
雑貨デザイナーとして数年経ったのち結婚を機に退職し、フリーランスになります。
最後までお読みいただきありがとうございました!